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活動の紹介

第16期 重点活動方針

生活・職場水準の向上

私たちはこれまで、働く一人ひとりの満足度や意欲・活力を高く保持し「職場力」を高めることで、いくつもの難局を乗り越え、「魅力ある販売業界づくり」に向けて活動を着実に前進させてきました。しかしながら、まだまだ満足のいくレベルに到達していないのが実情であり、歩みを止めてはならないと考えます。

環境面においては、緩やかな回復基調が続いているものの、グローバルでは一部先進国に見られる保護主義的な動きや、新興・資源国の成長鈍化・下振れ懸念など、不確実性が高まっています。くわえて、中東や東アジアなどでの地政学的リスクにも留意が必要な状況であります。また、日本社会では超少子高齢化による労働力人口の急激な減少に差し掛かっており、多様な人材の労働参加・活躍に向けた働き方改革や関連法改正の議論が急激に加速しています。自動車産業においても、さまざまな変化のスピードがさらに増しており、特に自動運転など、技術開発競争が激化し、ライドシェアなど新たなビジネルモデルの普及とあわせて、自動車の保有のあり方や市場の構造そのものを大きく変えていく可能性があると考えております。

少子高齢化の進展にともなう今後の急激な人口減のなか、人材獲得・確保に向けた競争、優秀な人材の奪い合いがますます激化していくことは明白です。また、社会・産業全体の視点でも、より多様な人材の活躍が不可欠であり、働き方の改革、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて取り組んでいく必要があると考えます。くわえて、いうまでもなく企業運営において法令順守の徹底は必要不可欠ですが、とりわけ働き方にかかわるコンプライアンス違反に対する社会の眼は厳しさを増しています。

こうした今後の環境をふまえれば、企業の魅力向上は、もはや目指すものでなく、企業が存続していくための前提条件といえます。お客さまや地域・社会に真に選ばれる会社とするためには、まず働く者一人ひとりが、「自分たちの会社は良い会社」と胸を張っていえなければなりません。

生活水準の向上では、ここ数年の賃金改善分の取り組みなどで底上げ・改善を図ってきましたが、そのペース・幅にはバラつきがあり、引き続き賃金の絶対額を重視した取り組みの推進により、底上げ、産業内・CND内の格差是正・拡大防止に取り組んでいく必要があります。

職場水準の向上については、多様な人材が活躍できる職場づくりやその前提となる制度整備・風土づくりなどについての、各労使での議論は始まったばかりであり、社会全体の変化に遅れを取らないためにも、取り組みを加速していく必要があります。また、職場の安全・心身の健康は、労使双方にとって何よりも優先されるべきであり、とりまく環境が大きく変化するなかでも、組合員が安心して働ける安全な職場づくりに積極的に取り組んでいきます。また魅力ある販売業界づくりのため、年間所定休日120日の実現に向けた休日増も、取り組みを進めていきます。

職場水準とは… 
組合員が働く環境全般の水準のこと。具体的には、安全衛生、組合員一人ひとりの働き方、さらにはコンプライアンスを含めた「組合員が働く職場をとりまく、すべての環境レベル」を指すCNDの造語です。

組織活動の充実・強化

労働組合の活動の原点は職場であり、CNDでは、これまでも職場とのコミュニケーション活動を強化し「BTS活動」を通じ培ってきた「組織力」をさらに高める活動を推進してきました。しかしながらその活動の質と量については、まだまだ十分な領域に達していない加盟組合があることも事実であります。

今後、さまざまな取り組みを着実な成果につなげていくために、労働組合だから聞ける、労働組合しか聞けない生の声も含めて職場の実態を正しく把握し、経営に提言を行うなど、経営のカウンターパート機能をしっかりと果たしていくことが重要です。そのためにも、職場とのコミュニケーションを充実させ、組合員にとって、いざというとき頼りになる存在であり続けるとともに、あらゆる活動に組合員と執行部が一体となって取り組んでいく必要があります。また、組織運営や体制など活動を進めていくうえでの基盤は整っているかについても、いま一度見つめなおし、必要に応じて充実を図っていきます。

あわせて、組合員に対しても、今後の社会環境の変化などをふまえ、将来に向けた職場のあるべき姿を示し、自らの意識や働き方の変革を促していくこと、また職場のさまざまな課題の解決に向けてより自発的に取り組んでいく意識を高めていくこともこれまで以上に求められます。また、取り組みにあたっては、職場を支えるのも、組合活動を支えるのも“人”であることを強く念頭におき、労働組合らしく、一人ひとりの“人”を何よりも大切にして活動を進めていきます。

 

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