賞味期限が短くなり一般流通が難しい食品や、ブランド毀損などを防ぐため、やむを得ず破棄される商品を、職域販売に限定する条件で、各メーカーと仕入れ交渉を行い、職員・従業員に福利厚生として特別価格で提供しているECサイトがクローズドマートです。売上の一部を途上国の支援として募金できることから、日常の買い物が自然と社会貢献となり、社員参加型で無理なくSDGs推進ができる福利厚生の一環として昨年 社内では、「簡単にSDGsの取り組みができて良い」、「家族も使えるので妻が喜んでいる」などの声を聞きます。 今後は、大阪トヨペットだけではなく、大阪トヨペットグループ(OTG)として、SDGsに取り組んでいきたいと考えております。最大95%OFF社会貢献型職域販売サイト「クローズドマート」の導入県内藻場・養殖面積の把握やCO2固定・排出量の算定をしています。藻場造成や海藻養殖の取り組みを進め、ブルーカーボン算定のデータ収集を行っています。 12年前、2011年3月の東日本大震災により宮城県の水産業は、壊滅的な被害を受けました。復興とともにこれからの宮城県の水産業を考えたときに、受け継がれてきた伝統の継承とともに、持続的な成長産業へとつながる次の一手として、「ブルーカーボン」に力を入れ、環境配慮型の水産業を構築し、サステナブルな社会に貢献することを目指していこうとスタートしました。 開始当初は、「ブルーカーボン」と宮城県の水産業との関わりなどをイメージする知識が不足していたため、全国に先駆けて取り組みを開始された神奈川県横浜市の「横浜ブルーカーボン事業」を参考にさせていただきました。 地元の高校生が、活動の取材にいらっしゃいました。その際には、「将来につながる取り組みを宮城県で先行して進められていることが誇らしい」と意見をいただきました。カーボンニュートラルの実現は、業界の垣根を越えて取り組む共通の課題です。水産業のような一次産業でも、その実現に向けた取り組みを進めていることを多くの方々に知っていただき、環境配慮型の水産業で生産された“環境に優しく”、そして“おいしい”宮城県の水産物をたくさん召し上がっていただけるとうれしいです。靴や時計まで途上国の支援!漁業者や一般の方々に対して、シンポジウムやセミナーを開催しています。また、HPでの情報発信や地元水族館と連携したイベントも実施しています。11月から導入しました。宮城県水産林政部 水産業基盤整備課 鈴木さん宮城ブルーカーボンプロジェクトはコチラからチェック取材を受けてくれたのは…食べ物からスマホで簡単にお得に購入!家計が助かる!廃棄物の削減!(CO2を減らせる)技術開発・試験研究クローズドマート利用の流れ豊富な種類の日用品が特別価格に!モデル地区での実践普及指導・広報「宮城県ブルーカーボン協議会」が推進母体となり、3つの活動をしています。環境配慮型の水産業を目指して宮城ブルーカーボンプロジェクト 宮城県の水産業が、環境と調和した持続可能で活力ある産業となることを目指し、①藻場造成や海藻養殖の増産によるCO2固定・吸収量をブルーカーボンとして評価する、②宮城県の水産業から発生する環境負荷を考慮した削減貢献量の数値化をする取り組みが「宮城ブルーカーボンプロジェクト」です。令和4年1月に設立された「宮城県ブルーカーボン協議会」には、ブルーカーボンの専門家である研究者、漁業関係者、行政機関などが地元宮城のため参画し、それぞれの知識・経験を生かして活動しています。取り組みをスタートしたきっかけを教えてください地元の方の反響はありましたか?
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