ンという新しい形の売り方はすでに始まっています。また、つい先日も、家電量販店でのBEV販売が再開されたとの発表がありました。充電器・蓄電池などの住宅設備とセットという位置づけのクルマとなると売られる場所も変わっていく可能性があります。今は紙の書類上の手続きが必要ですが、マイナンバー制度の普及と進化によって将来的にはメールやウェブ上のやりとりだけでクルマが購入できる時代が来るかもしれません。当然、売り方も変わっていくと思うな、クルマのサブスクリプショ海外ではクルマを買うのにスマー完結する例もあります。日本では、私は礒﨑さんがおっしゃったマ加え、免許証のデジタル化もカギになると思います。免許証をデジタル化してマイナンバーと連携することで、これまでクルマを購入する際に必要だったさまざまな書類が必要なくなり、スピーディーに契約ができるようになります。これが実現すれば、販売の仕事も大きく変わるのではないでしょうか。 なお、免許証とマイナンバーの紐づけは2025年3月から開始されますが、免許書き換え時に希望者だけが切り替わっていくので、完全な切り替えには少し時間はかかると見ています。堀尾 そうなんですね。お客さまと接していた感覚からいうと、何百万円もする高額なクルマをオンラインで買うのが常識になるというのは、なかなか想像ができませんが。買いたい」と思って購入されるお客さまがそうですね。やはりクルマは高タッフを信頼して「この人から多いのではないかと思います。世の中の変化とともに、このような消費者マインドが今後どのように変化していくのかは、まだまだ未知数な部分ですね。 整備士・エンジニアの働き方も変わってくるでしょうか?自動化されていて、非常に人が少なかったのが印象的でした。では、そこで働く人は何をしているのかというと、品質やデータのチェックをしているわけです。つまり求められているのは、品質に異常があったとき、その原因を突き止められる分析能力だと思います。クルマのデジタル化とともに、整備に求められるスキルも変わりますので、同様の変化が起こる可能性はあります。皆さんの声を聴いて、しっかりと国に声を届けていきたいです。堀尾 整備士のやりがいは部品やオイル交換などの簡単な作業よりも、エンジンのオーバーホールやクラッチ交換などの重整備をやりきったときに感じると聞きます。有されているエンジン車がすぐになくなるわけではありません。また、嗜好性の高いクルマは将来的にも残ると思うので、たと以前、クルマのバッテリーをつがあったんですね。その工場は今後、BEVが普及すれば国家思います。私たちも現場で働く私もクルマ好きの一人として、の新車販売が増えても、現在保えばキャブレター調整のような職人のカン・コツが求められる仕事も残っていくと思います。当面はエンジン車とBEVの知識の両方が必要ということになりますが、いまでもクルマにパソコンをつなげて故障の診断などをしているので、その割合が高まっていくということかもしれません。エンジニアには手作業のクラフト的なおもしろさと、診断機などを使用して故障やその原因を分析するおもしろさの両面がありますよね。堀尾 販売現場で働く私たちはどういうことを心掛けていくべきでしょうか。そのインフラの上にどのような価値やサービスを提供できるのかは各企業の取り組みになりますし、一人ひとりのアイデア・行動力が重要な局面になってくると思います。新しい価値やサービスを構想するときに、お客さまの顔が見えていることやこれまで築いてきた信頼関係があることは大きなアドバンテージになると思いますので、前を向いて、ともに頑張りましょう。に携わるうえでの困りごとや疑問点がありましたら、私や礒﨑さんに声を届けてください。国会や委員会で議論を進めて今日はデジタル化の話を中心にデジタルのインフラ整備までで、これから自動車業界はさらに変だまだ成長する産業です。仕事いきます。 世の中の変化に気を配りつつも、お客さまとの信頼関係を大切にして、課題解決を一つ一つ進めることで、必ず未来が拓かれると信じています。ともに頑張りましょう。 椿浜口イナンバー制度の普及と進化に礒﨑額商品なので、お店の営業ス礒﨑それはよく分かります。BEV礒﨑トフォンひとつでオンライン上で浜口資格のあり方にも議論が及ぶと浜口化していきますが、自動車はま浜口います。トヨタのKINTOのよ礒﨑くっている工場を視察したこと礒﨑お話ししましたが、国の役割ははまぐち誠 参議院議員いそざき哲史 参議院議員
元のページ ../index.html#7