をしっかりしておけば、うまく事が運ぶという意味だと捉えています。今では「話によってはこんな資料も必要かも」と想像し、事前に資料を用意していくこともあります。リーダーから「とにかくやってみろ！」と言われました。新人のときはトヨタの看板の重さや決められた時間内での整備にプレッシャーを感じ、尻込みしていました。そんな私を見てリーダーは「新人のときは失敗しながら経験を積むものだ。責任は上が持つから思い切りやれ」と。この言葉で気持ちが楽になり、自分からどんどんと手を動かすようになりましたね。ら「自分の給料は誰からもらっているのか考えろ」と言われたのが印象に残っています。それは会社からではなく「お客さま」からもらっていることを意識しろ、ということだと思っています。私も安坂さんと同じくアルバイト経験がなかったので、それまでは自分の給料がどこから出ているのかを深く考えていませんでした。それを言われてからハッとし、お客さまからの「ありがとう」の重みが変わりました。隅から隅まで教えてもらうことはありませんでした。経験を重ねた今では、その意味が分かります。分からないことは自分でも調べながら考え、 入社１、２年目のとき、理解していかないと本当の知識として身に付かないんですよね。自分のなかでしっかり消化できたものは、自分のなかで自信へとつながり、後輩へも自分の言葉でアドバイスができるかと。 なるほど。安坂さんの意見、同意する面がありながらも、私の場合、そのときの状況や相手によって初めから全部答えを教えるべき場面もあるのかなと。他には後輩の意見を否定しないこと。頭ごなしに「それは違う」と言うのではなく「こういうやり方もあるんじゃない？」と選択肢を与えるのがいいと思っています。 私はたくさん褒めてあげることかなぁ。初めての仕事に対して、まずできているところを褒める。そうすると自己肯定感も上がるので。あと、私の先輩からのアドバイスはポジティブなものが多いので、私もそれに倣っています。で教えてほしい」と言われたのでそうしています。人によっても違うと思いますけどね。 誰かにアドバイスするときって、たいてい自分の失敗談でもあるんですよね。なので、どういう状況で何が原因で失敗したのかを具体的に伝えるようにしています。エンジニアの仕事は一歩間違えると大きな事故につながる可能性があるので、私は何回同じことを聞かれても答えるつもりです。仕事を任せる側の責任もありますからね。私もアドバイスする前に「よくここまでやったね！」と褒めます。私はベテランエンジニアから「見て学べ」と言われて育ちましたが、以前、後輩に「どう教えてほしい？」と聞いたところ「１から10ま富田 ああ、それ同感です！塚本富田 すごくいいリーダーですね。私は店長か安坂 新人のとき、先輩から仕事のすべてを逐一山口池野塚本とてもいいエピソードを持っていらっしゃいますね。皆さんはこれから経験を重ねることで、後輩にアドバイスする機会も増えてくると思います。そのとき、どんなことを心掛けますか？ 「準備と段取りがすべてだ」を大切にとにかく仕事を覚えることで精一杯でした。「責任は上が持つから思い切りやれ」の言葉で主体的に動けるように仕事の内容についていけるか、覚えることを正しく理解して実践していけるかが不安でした。「誰でも最初からできたわけではない」に救われました覚えることが多すぎて何が分からないのかが分からず、大変でした。入社1年目の大変だったこと・不安だったこと入社1年目の大変だったこと・不安だったこと入社1年目の大変だったこと・不安だったこと山口 拓也さん【法人営業】塚本 翼さん【エンジニア】池野 里穂さん【コールセンター】トヨタモビリティサービス労働組合トヨタモビリティ東京労働組合トヨタモビリティ東京労働組合南関東支部
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