HOLON202
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今号では、CNDの小川委員長が、実際に「販売の未来を考え」取り組みを進めて第3回いる販社にお話を伺いました。取材にご協力いただいたのは、トヨタカローラ神戸の塩住社長(36)です。現在、職場風土からお客さまとの向き合い方に至る大改革に取り組まれている真最中とのこと。未来を考えるヒントは見つかったでしょうか。する」と言われていましたので、チャネルがなくなったときに自社が生き残れるか、真剣に考えました。 従業員アンケートの結果から、会社と社員の間で信頼関係を築けていないこと、部門間・店舗と本部間に壁があることなどの課題が分かっていました。一方の強みとしては、お客さまとのつながり、人間関係が強いことだと分析していました。今後、お客さまの数は減っていくなかで生き残るために、「お客さまとの接点をつくる・絆をつくる」という基本方針をつくりました。 2018年10月に会社として初めて全社員大会を開催し、全従業員にいまの会社の課題と今後の方向性について、包み隠さずお話ししました。その場で私がお伝えしたのは、方針を実現するためには、社員の皆さんに働き方やマインドを変えていただく私が帰任(トヨタ自動車出向)「いずれは全車種併売化が実現必要があるということと、同時に会社も働く環境を整えていきます、ということでした。 具体的にまずは「一体感の醸成」に取り組みました。経営理念や方針を直接伝える場として全社員大会を大切にするとともに、通常の会議が双方向に教えあえる場となるよう工夫しています。また、技術コンクールの開催、部署・職種を超えた懇親会、ゴルフ・ボウリング大会など、いろいろな人が顔を合わせる場を積極的につくりました。また、「働きやすい職場づくり」を掲げ、みなし残業撤廃、営業時間の見直し、有給の取得率向上、休日増などを進めました。店舗投資も進めており、店舗の建て替え計画をつくり、足元の収益に関係なく着実に計画を進めております。販売手当の廃止や評価制度の改定もそれらの改革の一環です。「それでは実績が下がる」といによる弊害など「このままではいけない」という危機感を持つ仲間もいました。私は、自動車販売の仕事は、お客さまの人生に関われるという点でとても素晴らしい仕事だと思っています。お客さまの人生に関わるということは、人生を学ぶ機会にもなりますし、自分の人生を豊かにしてくれます。しかし、「値引きの商習慣」「過度なインセンティブ」「長時間労働」などが、仕事の本来の価値を見失わせ、自分で自分の価値を下げてしまっている面があるのではないかと思っています。「ここで働けて良かった」という人を一人でも多く創りたい、そのためにできることは何でもやりたいという思いで進めています。販売手当の廃止に対しては、抵うか。かし、同時に職種や部門間の壁スの影響がありました。人材育成に注力しているというメッセージは非常に大事です。 また、個人の販売手当を廃止し、評価制度に店舗実績や定性評価を加味することで、他のスタッフのことや店舗・会社全体のことなど、チームとして考えて行動する風土づくりの一つとして社員へのメッセージになったと感じております。しかし、制度を導入すれば、すぐにそういった風土になるかというと、決してそういうことではなく、どうチームで行動するかということを日々のオペレーションまで落とし込めるかが大切になってくると考えております。いくら立派な店舗を作っても、それを運用し活気ある空間にするのは「人」です。お客さまとの絆をつくるのも「人」なので、人が育つ仕組みや、職場で信頼関係が生まれる仕掛けは積極的に実施しています。また、会議の場でも、それぞれがお互いに教えあう風景が徐々に増えてきました。 クルマの配車など想定外のことも多く決して順風満帆ではありませんが、しっかり成果につなげ社員の処遇に反映させたいと思っています。これからも社員とともに成長していきたいと思います。改革の手応えや効果はどのようか。店舗の投資とともにトレーニンこれはエンジニアの採用にプラ6CND 小川委員長トヨタカローラ神戸株式会社・住所:兵庫県神戸市灘区灘南通2-1-9・従業員:378名(令和4年6月1日現在)・事業内容:新車販売・リース販売、 中古車販売、自動車整備、部品・用品販売、 自動車買取り、各種保険の取り扱いトヨタカローラ神戸 塩住社長自動車業界は「100年に一度の大変革期」と言われ、CNDのなかでも、大きな変化を迎えたという仲間が多くいます。この先を考えると、クルマの供給制限は続きそうだし、人手不足は拡大しそうだし、変化はまだまだ続きそうな…。でもそんなときこそ、CNDの語源「新しい飛躍への挑戦」の精神に立ち戻ろう!という心意気から生まれた新企画です。変化に対して逃げることなく笑顔で柔軟に対応できるよう、自分たちで未来を探しにいきます!(隔号で掲載)塩住した2017年当時はすでに塩住う声は社内でもありました。し小川抗感もあったのではないでしょ塩住グセンターを新設しましたが、小川な面で感じていらっしゃいます取材協力

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