HOLON202
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  7汗をかく機会が少ないと汗腺機能が衰え、ミネラル濃度が高く、べたつきや臭いやすい「悪い汗」をかきやすくなるため、日頃から運動習慣をつける。スプレータイプ、シートタイプなど、自分にあったドライシャンプーを使う。もし手元にない場合は、水で濡らしたハンカチなどで頭皮を拭くだけでも、臭いやべたつきの軽減に!シャンプー前のブラッシングによって、髪や頭皮の汚れを浮き上がらせ、落としやすくする。シャンプーが残ると臭いの原因に。特に、前髪の生え際や耳の後ろには泡が残りやすいため、念入りにすすぐ。汗が臭うのは、すぐに対処せず放置することが原因!汗拭きシートで、首筋や脇、顔などをこまめに拭いて、臭いの発生を抑える。スタイリング剤は髪に長時間残さず、シャンプーでしっかりと洗い流す。お湯でしっかり予洗いすると、シャンプーの効果がUP!トリートメント(髪の内部補修)コンディショナー(髪の表面補修)毛先から中間あたりになじませ、余計な毛穴詰まりを起こさないためにも、髪の根元は避ける。ドライヤーの吹き出し口付近の風は、高温で髪にダメージを与えやすいため、髪から20cmほど離す。適量(500円硬貨大)のシャンプーを泡立ててから使うことで、髪全体の摩擦軽減に!トリートメントやコンディショナーのすすぎ残しも頭皮トラブルの原因になるので注意。汗を抑える制汗剤を効果的に使用するには、乾いた肌に塗ることが大切! 汗拭きシートで丁寧に汗をぬぐい、さっぱりした肌に制汗剤を塗布する。泡が髪と頭皮にいきわたるように、指の腹でマッサージするように洗う。(スタイリング剤使用後は2度洗いをおすすめ)濡れた髪は、キューティクルが開いていて、放置すると髪が傷みやすくなるため、タオルドライのあとに、ドライヤーを使って乾かす。❸オーバードライ に注意乾かしすぎは、逆に髪の乾燥や広がりの原因に! この季節は髪のしっとり感を感じる程度で終わらせる。実は汗そのものに臭いはなく、汗と皮膚の汚れが混ざったものを細菌が分解したり、汗に含まれた成分が酸化したりしたときに発生する臭い成分が原因です。対 策頭皮の汗と皮脂が過剰に分泌し、その内のべたつきの原因水分の蒸発(脂残り)が、べたつきの原因です。さらにそれらが常在菌(皮膚表面に常に存在する菌)と混ざると臭いも発生します。対 策スタイリング剤の使い方にも注意高濃度のアルコールを含むスタイリング剤は、正しい使用方法を守らないと髪のトラブルの原因になります。❶適量を守るまずは毛先に少量から始め、徐々に量を増やす。❷髪質に合わせる❸洗い流す細い髪には軽いミストタイプを選ぶなど、自分の髪質に合わせる。臭いの原因予 防❶20cm離す広がりの原因近年、臭いによって自分では気づかないうちに、周囲に不快な思いを与えてしまう「スメハラ」が話題となっています。汗をかく機会が増え、清潔感が気になるこの時期だからこそ、汗の臭いやヘアケアの対策を丁寧に行っていきましょう。摩擦や紫外線などで髪のキューティクルがダメージを受けると、内側から水分が流出して乾燥します。その後、空気中の水分を吸い込み、大きく膨れ上がります。梅雨の時期は特に大量に水分を吸い込むため、髪が広がりやすくなります。❷頭上から毛先に 向かってキューティクルの流れに沿って、頭上(髪の根元)から毛先に向かって風が流れるようにドライヤーを使う。清潔感は周囲への思いやり!運動習慣をつけて汗腺を鍛えるドライシャンプーや濡らしたハンカチで拭く毎日のシャンプーを丁寧に行い、美しく・清潔な髪をキープしましょう!ブラッシング予洗いすすぐ汗をかいたら臭う前に拭き取る泡立て汗の臭い対策ヘアケア対策汗を拭いてから制汗剤を使用するドライヤーの当て方を工夫する洗うすすぐすぐに乾かす汗の臭い・ヘアケア対策

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